就職氷河期世代が辛酸をなめ続ける (Yosensha Paperbacks 25)



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就職氷河期世代が辛酸をなめ続ける (Yosensha Paperbacks 25)
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さらに!

同じように氷河期世代(第2次ベビーブーム世代)出身者からもう一言だけ付け加えたいです。
就職、大学受験が厳しかっただけではないですよ。
私達の世代は、あの凄惨な「体罰世代」でもあるのです。
私達の少し上の人達までが、不思議なほど非行少年を大量に生み出した世代で、教師は殴る、学校は壊すと、大変ひどい不良世代でした。
世論は当然、「子どものうちからどんどん殴るべし」という風潮になっていって(石原慎太郎も本でそう言っていました)、私達の世代になってからは、もう非行化も落ち着いていたのに、教師や親はとにかく「体罰」「躾」の名の下に、毎日のように欠点のあら探しをしては、ひどい暴力(心の暴力も含む)を振るう有様でした。
今の子ども達のように、「幼児虐待」の名の元で守られ、「子ども110番」までできて守られ、というのは何とうらやましいことかと憤慨するほどです。
実際に、今、私達の世代が親になって、幼児虐待を盛んにしているのは、無意識のうちに、当時振るわれた体罰の恨みを晴らしているのに過ぎません。幼児虐待の真犯人は、当時ひどすぎる体罰を振るった大人達です。
しかも腹立たしいことに、非行少年を暴力で封じて、先生が殴られなくなった代わりに、今度は「いじめ」で生徒が殴られるようになると、自分達が殴られるわけではないものだから、もうほったらかしで、「いじめはいじめられる者が悪い」と暴言まで吐いて、何も対策をしない有様です。自分達が殴られていた時は、暴力教師を雇ってまで押さえつけたくせに、暴力の矛先が自分達でなくなったら、自分達には関係ないからと、何も対策を取らずにほったらかしなのです。
本当に、その卑怯さに我慢がなりません。
就職難、想像を絶するほど競争の厳しすぎる大学受験、凄惨な体罰世代と、三重苦です。
私達の世代は、本当に呪われているのではないかと思うほど、不幸な世代なのです。
この事実を、ぜひ、全ての人に知っておいてほしいと思います。

アンフェアな社会

読んでみました。興味深い本です。「就職氷河期世代」ですが,この世代は,就職だけでなく,人生そのものが氷河期だといえそうだからです。中途採用の道も開けず,それに伴って年金等の保険料を支払えないから行政サービスからもはじかれる。

就職は青田刈りで今の我々の感覚からすると信じられないような就職をし,年功序列と終身雇用による安定した人生を送っている恵まれた団塊世代,団塊世代が引退してくれたことによって,就職氷河期世代よりはマシに(それでも派遣の合法化やより厳格な学歴採用,新規参入者だけには年功序列と終身雇用は適用しないという社会体制など状況は厳しいが)なった最近の新卒。このような世代間格差はおかしいのではないか。そういうことが書いてあります。

残念ながら,その怒りの先が,「俺たちは苦労しているのに後輩はなんか恵まれてない…?」っていうのはそれは方向性は違うだろと思うし,後輩に怒るのではなく,そういう制度に怒ったほうがいいと思いますが,このようなアンフェアな世代ごとの状況を把握するには,大変参考になる本だと思います。
つらい世代

 著者も氷河期世代の1人であるが、同世代を主観的および客観的に論じている。私も同世代の1人であるが、改めてこの世代の位置付けを考えさせられた。
 本書で著者も述べているが、この世代の多くは「再チャレンジ」どころか「初チャレンジ」の機会すら未だ与えられていない。
 この世代を理解するため他の世代、特に我々より上の世代に読んでほしい。
全ての世代に読んで欲しい

本書は情動的なタイトルとは裏腹に、冷静かつ論理的に氷河期世代の「存在」を分析しており、押し付け的な主義主張は殆ど感じられない。それは著者自身が氷河期世代でありながら就職活動をしておらず、「犠牲者」という意識が薄いためかもしれないが、結果的にそれは良い方向に作用したと思う。また内容から推察すると、本書はごく短い期間で書き上げられたものと思われるが、粗雑さは感じられず、実によくまとめられている。特に象徴的な16人へのインタビューや、統計資料を用いた論述は秀逸で、氷河期世代以外の読者でも、難なく実情を理解できる。逆に4章の「既視感」は、氷河期世代が上の世代からどう見られているか?ということに気づかせてくれる(これは大切な視点)。したがって本書は、氷河期世代にとっては現状の再確認のために、それ以外の世代には氷河期世代の苦難を理解するために、ぜひ1度読んでほしい「お勧めの一冊」と言える



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